re: 「兄の人生の物語」と「ある個人史の終焉」

http://d.hatena.ne.jp/fujipon/20071212#p2

この名文は、それが「事実」であったがゆえに、多くのバッシング(僕からすれば、その99.9%は、不当か、過剰なものだったと思います)を受けました。

消極的に評価しない、というのは置いておくとして、積極的にバッシングしていたのは1人だと思っていた。まあ取り巻きも含めると「多く」なのか…?謎。まあ本旨とは関係ない

もう、「フィクション」か「ノンフィクション」か、じゃなくて、「面白い」か「つまらない」かだけで「評価」すればいいんじゃない?
でも、「フィクションだからと腹を立てる」っていう姿勢は、まだまだネット上では多くの読み手にとって、書き手との距離はけっこう近い、ということなのかもしれませんね。「友達のはずなのに、なんで嘘つくんだ!」みたいな感じ。

ああいった反応は、「ウソ話を本当だと信じた自分のマヌケぶりが恥ずかしい、許せない」という感情が派手な反応として出ているのだ、と考えている。つまり相手がどうこうというより、自分に対する自分の評価の問題。そして「もう騙されるのはイヤだ」と、それを避ける事を突き詰めた結果が、2chでよく見られる脊髄反射的な「釣りですか?」発言だろうと思う(最初からウソだと決め付けておけば、後でそれが本当だったと分かったとしても、ウソだったと分かったとしても、どちらにしてもダメージが少ない)