re: Twitter

以下に書かれるのは、自分の視界から見えた範囲に関する記述であり、Twitter全体を完全に総括するような物ではない

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A. 読むツールとして見た場合

Twitterでないと拾えない、または拾うのが遅れる、という情報は確かに存在するが、「時間あたりの面白い情報を拾える確率」で言うと、例えば「ブクマで上がってきたエントリを追う」とか「ニュー速+のスレタイ一覧だけ見る」みたいな典型的な行為に比べ、「Twitterのタイムラインを追う」という行為は、極めて効率が悪い。イメージ的には大体ニュー速+の>>2以降を読むのと同じぐらい効率が悪い
そうなると当然、はてブやスレ転載サイトのような何らかのフィルタが欲しくなるが、Twitter自身にはフィルタに相当する機能はない。ふぁぼったーというFavoriteをブクマと見なした外部フィルタは存在するものの、構造上全てのユーザのFavoriteを拾う事はできず、それが原因で内輪すぎて何が面白いのかさっぱり分からない発言が上がってくる事も多いので、これを面白基準のフィルタと見なすのは難しい

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B. 書くツールとして見た場合

面白い事を書こうと努めるか、そういう事を考えずに適当に書くか、という選択があるが、パッと見で明らかに後者の方が(発言数が多いので)目立ち、多数派に見える上、前述の通りTwitterは書いたら書きっぱなしでそれを後から評価する手段に乏しいので、不特定多数に見せる以上は面白い事を書かなければいけない、と考えている人は、読む上でも書く上でも「自分はTwitterに向かない」と感じる可能性が高い
Twitterは1ポストあたり140文字までしか書けないが、大抵の事は少し考えれば140文字を越えてしまう。「Twitterでは(発言の長さやアーカイブとしての閲覧性の低さ等の性能的制限のせいで)書けない」というケースはよく発生するが、逆に「この発言はTwitterでなければできない」というケースはあまり発生しない。そのため、ある人物に複数の情報出力チャンネルがある場合、その中から特別にTwitterを選択して使用する動機は強くない